2005年10月アーカイブ

今日は、朝から多摩川まで自転車で走ってみた。いい天気でふらふらと走っていると、なんと二子玉川まで行ってしまった。

先日買った自転車。普通の自転車とは別の乗り物のようである。走ることだけに特化された自転車。正直、乗りづらい。とにかく、ユーザーアンフレンドリーなのである。ロード用自転車は基本的に真っ平らのところを早く走るようにできている。そのため、歩道を走ることには向いていない。そのため、車道を走るのだが、車の真横をすり抜けるのは、結構こわい。

サドルはハンドルより高くなっていて、風の抵抗を受けない姿勢をとれるようになっているのだが、視野が狭くなる。うーん、自転車を気楽になる楽しさがいいなと思っている私には、つらいなーと思ってしまう。30キロぐらい軽く出るので爽快感はあるのだが、前に乗っていたTokyo Bikeのようなフラットバーハンドルのスポーツ自転車は気楽でよかったなと思ってしまう。

いいところがないように思ってしまう自転車なのだが、毎日少しづつ乗り、慣れるようにしていたら、なんだかウェストが細くなってきた。最近、腰まわりの肉が気になっていたのだが、腹筋と背筋を結構つかうようで、思わぬ効果である。自転車の本を読むと、確かに、自転車には燃えにくい脂肪を落とす効果があり、腰まわりの肉には特に効果があると書いてあった。近所でできるフィットネスと考えればいいのかな、と思うこの頃であった。

最近、家でもくもくとやっていることがある。それは、ダーツ。1000円で買ったボードにもくもくと、ダーツを投げていると結構気持ちがいい。

4月に会社を辞める際、ダーツバーに連れて行ってもらって、それからはまってしまったのだ。最近のダーツは、プラスチックのダーツをプラスチックの細かい穴がたくさん空いたボードに投げる仕組みになっている。ボードは、ダーツが刺さった穴の位置で、点数を自動的に計算してくれる。すごい楽になっているのだ。

1000円のボードも小さいが、音が出たり、計算してくれたり、と以外と高機能。投げるダーツも以外と面白く、いろいろな種類のダーツがあり、羽やシャフトを自由に代えることができるようになっていて、自分好みに合わせることができる。

世間的には、かなりはやっているようで、多くのダーツバーを街で見かけるようになった。
しかし、一人で行くのには気が引けているので、もしやっている方、もしくはやってみたい方がいたら、一声かけてください。

私は、新しくできた話題のスポットには必ず行くようにしている。それは、行って自分で体験し、感じてみないとわからないからである。最近、ヨドバシカメラ秋葉原店開店が話題になっている。そこで、午前中授業がなかった日に行ってみた。

つくばエクスプレスの開通に合わせてオープンしたようなのだが、駅前はものすごくきれいになっている。駅の東側にそびえたっていたのが、ヨドバシカメラである。その大きさと形は、まるで有楽町のマリオンのよう。中に入ってみると、衝撃的な広さである。ケータイコーナーだけでも、普通の店、一店舗分ぐらいの広さなのだ。大型のエスカレーターを上がっていくと、おどろくような大きさのフロアが広がっている。今回USBケーブルを探したかったのだが、あまりに広すぎる上、取りそろえが良すぎて、わけがわからない。

アップルコーナーには、もちろん大きなipodコーナーがある。気になっていた新商品ipod nanoを見る。実際さわるとものすごく小さい。音楽が数十時間分入るのはもちろんのこと、写真を本体の液晶で見ることができるなどと、パワーアップしているようである。私はipodを持っていないのだが、なぜ世界中であれだけ売れるのかが、さわってみてわかった気がした。アメリカ人のコンセプト力とデザイン力、そして台湾(私の予想、そうでなければ、あれだけのものを作るのは難しい)の技術力が融合して、すばらしい商品を作っている。半年に一回ぐらい、ユーザーニーズを取り込んだ新商品を開発できるのも、効率的な開発体制がととのっているのだろう。

だいぶ、話が逸れてしまったが、ヨドバシカメラをそんなことを考えながら、回ってみたのだが、気づいたことは、この店のコンセプトは「百貨店」モデルということ。言ってみれば、新宿高島屋がまるごとヨドバシカメラになったような作りなのである。最上階には、レストラン街もあり、いわゆるファウンテン効果(客をとにかく上に上げて、各フロアに落としていく手法)をねらっていることは明白である。家電量販店に、百貨店モデルを組み合わせた新しいモデルなのである。このヨドバシカメラの新しいモデルがうまくいくのか、楽しみである。

また、秋葉原という街自体も変化を感じさせる。駅前は大規模開発が進み、巨大なビルが建ち並ぶ。駅周辺のきれいな町並みに、マニアックな裏通りが混在する面白い街になっていくのではないかと感じさせられた。実際、ヨドバシカメラの半分ぐらいの客は家族連れだそうである。街の構造が変化し、集まる人も変わっていく。また、集積産業も変化していく。そんなことを考えさせられたのだった。