2008年6月アーカイブ

現在、PSPのゲームソフト「モンスターハンターポータブル 2nd G」が大ブレイクしているのは知っているだろうか?発売後の4月には200万本突破とのこと。PSPでは、初めての200万本越えたゲームだそうで、シリーズでなんと740万本売れたそうです。

最近、マックや駅などで男子中高生が4人で固まってPSPをやっているのをよく見かけませんか?彼らは、必ずモンスターハンターをやっています。男子中高生の間では、爆発的な普及を見せていることがわかります。

このソフトの発売元の会社さんのお仕事をさせていただいていることもあり、もちろんやってみました。最初は難しいなと思っていたのですが、進んでいく内に、新しい武器やら新しい敵やらで、どんどんはまってしまいました。

モンスターハンターは、最初据え置き型ゲーム機用として、リリースされたのだが、売れ始めたのは、PSP版を発売してからだそうです。PSPも、モバイル機器の一つなので、興味深いところです。今の中高生の世代にとっては、ゲームといえば、モンハンというようになるのでしょう。

 

モバイルな社長のモバイル最前線

携帯SNSのコミュニティをいろいろのぞくようにしているのだが、最近「なり茶」という言葉があるコミュニティが結構あったりする。うーん、なんだ「なり茶」とは・・・。ということで、いろいろネットで探ってみると、「キャラクタになりきりチャットする」ことのようです。どうもBL(Boy's Love)用語のようです。BLを含め、腐女子文化にはまったく詳しくないので、よくわからないですが、マンガのキャラクタになりきり、BL的な世界を展開するようです。なんだかディープな世界のようなのです。悟空がくりりんに恋してしまったり、織田信長と武田信玄が膝枕しあったりするような世界が展開されているようです。

ある種ロールプレイイングの一種で、前に取り上げた「キャバサー」と同じように、役割を持って、チャットや掲示板を展開するというのは、同じようなコミュニケーションだとも言える。こういったユーザーが生み出す型のコンテンツは非常に興味深い。 

この分野、詳しい方がいらっしゃったら、教えてください! 

  

モバイルな社長のモバイル最前線

私は、コーヒーフリークとは言えずとも、コーヒー好きである。LAVAZZAやILLYなどのエスプレッソベースのコーヒーが好きなので、マシンなどは持っている。1日に5,6回は入れている。

最近、『コーヒーに憑かれた男たち』(島中労、中公文庫)という本を読んだ。コーヒーに人生をかけてしまったコーヒー界の御三家(銀座カフェ・ド・ランブル、南千住のカフェ・バッハ、吉祥寺のもかを指すそうだ)の男たちの生き様を書いた本であった。

コーヒーは突き詰めると自家焙煎にこだわらないといけないようだ。そんなのを読んでいたら、なんだか、自分で炒ってフレッシュな豆を挽いて飲んだら最高だろう、という思いにとりつかれてしまった。そこで、自分でエスプレッソ豆を煎ってみよう、という企画が始まったのだった

そこでまず入手したのは、『コーヒーの辞典』という本を見つけ、読んでみると、コーヒー豆の焙煎は意外と簡単であるとのことだった。結構親切に焙煎のしかたの方法が載っていた。これはやるしかないと向かったのは、新宿にあるコーヒー関係のものがかなりマニアックに揃うヤマモトコーヒー。手で炒るようの鍋と生豆を購入する。GR Digital 053.JPGのサムネール画像鍋はその名も「焙煎職人」という炒りやすそうな手炒り鍋、生豆は大好きなコロンビア豆の中でも良さそうなコロンビア・スプレモ・エスペシャル500gを購入した。(ちなみにスプレモとは大きな豆を中心とした選別品)

 

GR Digital 050.JPG今までコーヒーの生豆というものに触れたことがなかったが、薄い緑で青臭い臭いがする。生豆の中にある程度ある不良豆をハンドピック(選別)する。豆を鍋に入れ、カセットコンロの上10センチぐらいの位置で炒っていく。だんだんカスやら煙やら出てくるのだが、どの程度まで炒っていくかで苦みや酸味が決まる。今回はエスプレッソ用なので、一番濃いイタリアンまで炒める。手首がかなり痛くなりながらも、1時間ほど炒ると、見たことあるようなコーヒー豆になってきた。

 

GR Digital 048.JPGエスプレッソマシーンに詰めて抽出してみる。その味は、すっきりとしながらも、コクがあり、かつ香ばしい味だった。LAVAZZAの黒カンに似た感じであった。初めてにしては良い線行っているのでは・・・と自画自賛。

自分に合うものは、自分で手間ひまかけて、カスタマイズしなければいけないのだなと再認識。IT関係者は、コーヒー好きの人が多いので、自分にカスタマイズしたコーヒー焙煎にチャレンジして楽しみながら、癒されてはどうだろうか。

 


 

モバイルな社長のモバイル最前線

「モバイル・IT研究会」(通称モバ研)は、モバイル業界の最前線にいる人たちを集めて、勉強する会を主催している。今回は、発表されたばかりのiPhoneについてディスカッションを行った。

iPhoneについて知らない人のために説明すると、Appleが米国で発売し、大人気商品となった携帯電話である。カンタンに言うと、iPodに携帯電話機能をつけたものである。iPhoneはいろんな意味で革新的な商品であった。先日、発表されたiPhone 3Gは、iPhoneをベースに、第3世代携帯電話(WCDMA)を搭載し、高速通信も可能にしたもので、日本に住む我々にとって重要なのが、日本でも使えるということである。

このiPhone 3Gは日本の携帯業界にとって、大きな影響があるのではないかと多くの人が考えている。そこで、今回のモバ研では、iPhoneを取り上げた。インターフェースの専門家である三菱総研・児玉さんにインターフェースの視点からの話をしてもらい、全員でiPhone 3Gはどういう影響があるのか議論を行った。今回は、キャリアの方も多く参加されていたので、かなり熱のこもった議論となった。現在の垂直統合されたキャリア中心型モデルから、水平分業モデルに転換、または違う形の垂直統合に進むのではないかという議論があった。また、iPhone 3Gは50万台~200万台ぐらいの限定されたセグメントに対して売れるのではないかというのが多い意見であった。限定されたセグメントだけに、広告媒体として有効でなのではないかなど、非常に白熱した議論が行われた。

 iPhoneだけではないが、携帯業界に変革が進んでいることを感じさせられる会であった。

 モバ研の次回は、7月16日(水)に予定している。

 

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