最近のブログ記事

エスプレッソ用のコーヒー豆を自分で焙煎してみる

私は、コーヒーフリークとは言えずとも、コーヒー好きである。LAVAZZAやILLYなどのエスプレッソベースのコーヒーが好きなので、マシンなどは持っている。1日に5,6回は入れている。

最近、『コーヒーに憑かれた男たち』(島中労、中公文庫)という本を読んだ。コーヒーに人生をかけてしまったコーヒー界の御三家(銀座カフェ・ド・ランブル、南千住のカフェ・バッハ、吉祥寺のもかを指すそうだ)の男たちの生き様を書いた本であった。

コーヒーは突き詰めると自家焙煎にこだわらないといけないようだ。そんなのを読んでいたら、なんだか、自分で炒ってフレッシュな豆を挽いて飲んだら最高だろう、という思いにとりつかれてしまった。そこで、自分でエスプレッソ豆を煎ってみよう、という企画が始まったのだった

そこでまず入手したのは、『コーヒーの辞典』という本を見つけ、読んでみると、コーヒー豆の焙煎は意外と簡単であるとのことだった。結構親切に焙煎のしかたの方法が載っていた。これはやるしかないと向かったのは、新宿にあるコーヒー関係のものがかなりマニアックに揃うヤマモトコーヒー。手で炒るようの鍋と生豆を購入する。GR Digital 053.JPGのサムネール画像鍋はその名も「焙煎職人」という炒りやすそうな手炒り鍋、生豆は大好きなコロンビア豆の中でも良さそうなコロンビア・スプレモ・エスペシャル500gを購入した。(ちなみにスプレモとは大きな豆を中心とした選別品)

 

GR Digital 050.JPG今までコーヒーの生豆というものに触れたことがなかったが、薄い緑で青臭い臭いがする。生豆の中にある程度ある不良豆をハンドピック(選別)する。豆を鍋に入れ、カセットコンロの上10センチぐらいの位置で炒っていく。だんだんカスやら煙やら出てくるのだが、どの程度まで炒っていくかで苦みや酸味が決まる。今回はエスプレッソ用なので、一番濃いイタリアンまで炒める。手首がかなり痛くなりながらも、1時間ほど炒ると、見たことあるようなコーヒー豆になってきた。

 

GR Digital 048.JPGエスプレッソマシーンに詰めて抽出してみる。その味は、すっきりとしながらも、コクがあり、かつ香ばしい味だった。LAVAZZAの黒カンに似た感じであった。初めてにしては良い線行っているのでは・・・と自画自賛。

自分に合うものは、自分で手間ひまかけて、カスタマイズしなければいけないのだなと再認識。IT関係者は、コーヒー好きの人が多いので、自分にカスタマイズしたコーヒー焙煎にチャレンジして楽しみながら、癒されてはどうだろうか。

 


 

モバイルな社長のモバイル最前線