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ビジネススクールで学ぶこと

ついに夏休みに入りました。長かった4ヶ月。本当にこんなに勉強したことは無かったと思うぐらい勉強をした。さすがMBAというだけはあり、最初の3ヶ月の4教科の授業に本は6、7冊ぐらいと、何百ページものケースを読んだ。

これら厳しかった一学期で学んだことを書きたいと思う。一言でいうと、経営の言葉を学ぶ4ヶ月であったといえると思う。

一番大変だったのでは会計管理であった。この授業では、たった2ヶ月で簿記2級程度の内容をマスターするという内容であった。簿記というものに今まで触れたことがなかったので、厳しかった。しかし、今まで、本当に何も分かっていなかったのだなと実感することでもあった。たとえば、減価償却の本当の意味など知らなかった。資産や資本の意味も分かっていなかった。それが少し分かるようになってくるのである。そして、次の一ヶ月で財務諸表の分析ができるまでになった。財務諸表を見れば、その会社の状況がだいたい分かるのである。会計は、ユニバーサルラングエージだ、というようなことを教授が言っていたが、本当にアメリカの会社の財務諸表を見ても少し理解ができるようになってきている自分がうれしい。

マーケティングの授業では、だまされないぐらいのマーケティング用語を学んだと思う。しかし、いかにもMBAというSWOTといったフレームワークを使うことは少なかった。これは、たぶん、こういったフレームワークで考えると、思考が停止してしまう部分があるからであろう。本質的に何が問題なのかを考える思考訓練なのであろうと思う。

経営科学という授業では、経営での意志決定のさまざまな手法を習得。中には、エクセルを使って、いろいろなシュミレーションを実際にやってみることがあり、エクセルだけでこれほどできてしまうのだなと、関心してしまうことが多々あった。

最後の二週間では、統計学とマクロ経済学の本を一冊ずつすべてやるという内容であった。こういった学問的な知識は、学ばないと理解できないなと感じた。なかなかこういった学問を本を読むだけでは理解できないものである。

9月からまた忙しい日々が待っている。。。楽しみなような、つらいような。