最近のブログ記事

女子中高生に広がる「リアル」とは

マックで仕事をしていたら、女子中学生の会話が耳に入ってきた。携帯を見ながら、「~ちゃんのリアル変えてないよ」。うーん、「リアル」・・・って?きっと、新しい流行に違いないと、ピンと来たので、調べてみました。

リアルとは、短い文章を投稿できる自分専用の掲示板の総称のようである。モバスペ、Peps、フォレストページなどのサイトの機能を利用し、自分のプロフにリンクを貼り付ける。前略プロフなどを見ていても、リアルのリンクは確実に増えているようです。

短い文章で自分の今の状況を表現するのは、ネットではTwitterというアメリカのサービスで普及している。Twitterは、もともと携帯電話のSMS(ショートメッセージサービス)の140文字制限から、140文字しか入力できない自分専用の掲示板である。140文字で短く自分の状況をアップし、他の人が見るという、気軽なコミュニケーションツールとして利用されるようになった。

リアルというサービスは、同様のサービスが携帯専用として、普及してきているようである。現在の女子中高生の間では、プロフを中心として、携帯上のコミュニケーションが行われているのは、グループインタビュー調査などをしているとよく出てくる。プロフの問題としては、もともと携帯ホームページ作成ツールのため、静的なコンテンツにどうしてもなってしまうし、アップデートが面倒なことである。それを解決するサービスがリアルというサービスなのだと考えられる。気軽に、いまの状況を伝え合う。そして、メールではないので、返信する必要もない。きっと、メールでは返事をやり取りしないといけない、すぐに返事をしないと冷たいヤツだと思われてしまう、SNSは面倒でmixi疲れ状態になってしまう。そんな気軽なコミュニケーションがリアルなのだろう。

このようなことを考えると、ケータイ世代もコミュニケーションに苦労してるのだなと思ってしまう。