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マチュピチュへの列車の旅

ついにマチュピチュに向かう日が来た。朝4時に起き、駅に向かう。クスコからマチュピチュの麓の街アグアスカリエンテスに列車で向かうのだ。昨日ぎりぎり一席だけ残っていてチケットを取ることができた観光列車「ビスタドーム」に乗り込む。このビスタドームは通常の列車(バックパッカークラス)よりも窓が広く、天井の一部もガラスになっている。朝6時に列車が動き出す。アメリカ人を中心とした世界中からマチュピチュを目指す人で満席である。列車はクスコの丘をスイッチバックで登りだす。スイッチバックとは、急な斜面にひかれたジグザグの線路を前進・後進をしながら、登っていく方式である。見える景色はまるで「世界の車窓」からである。朝日が昇るなか、クスコの街を見下ろしながら、進む景色は本当に美しい。線路の脇にはぼろぼろの土レンガの家が立ち並び、人々が外で洗い物をしていたりと、人々の生活を垣間見る。

そして、列車は3時間半ほど、ウルバンバ川の脇をのぼっていき、アグアスカリエンテスに到着する。途中、遺跡が見えるなど、景色は本当にすばらしく、すばらしい列車の旅である。帰りには、すばらしいクスコの夜景を見ることができる。

ビスタドームを独断で採点:
世界の車窓度:★★★
楽しい度:★★★