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ついにペルー・インカの都クスコへ

チリ・サンティアゴから飛行機でリマまで4時間、乗り換えクスコまで2時間、約半日で世界遺産の街、クスコに着く。クスコは標高3400mに位置し、飛行機で到着すると高山病になりかける。頭痛に襲われる。心拍数もあがっているようだ。なるべく動かないようにする。

クスコは500年前に南米の広大な領土を持つインカ帝国の首都として、栄えた。しかし、ピサロを含むスペイン人の侵略により、重要な建物は破壊され、王を殺され、キリスト教の街に作り替えられる。しかし、まだ少し残るインカの建物や壁により、世界遺産として、世界から観光客を集めている。

特にサン・ドミンゴ教会には、内部に太陽の神殿の一部が残されており、部屋や壁、土台などより、500年前の姿を想像ができる。インカの文化は石の加工技術でしられているが、すごいのは、一段一段の石積みがまったいらになっていることである。水準器などをつかっていたようだが、その測定の技術がすごいのではないかと考えさせられる。すぐれた石の加工技術もあるのだろうが、すぐれた測定によって、あれだけ正確に石を組み合わせ、建物を正確に作ることができたのではないだろうか。

         

クスコは、観光の街である。欧米人を中心とした観光客がかなり多い。民族服を着たおばちゃんや子供がこれ買って、あれ買ってとものすごい攻撃でつらいものがある。

もうすぐ、マチュピチュに向かう。マチュピチュは、この旅の目的地である。ついにあこがれの遺跡が近づいてきている。

クスコを独断で採点:
インカのすごい度:★★
売り込みのすごい度:★★★