最近のブログ記事

中古携帯市場誕生??

日吉にひさびさに行ってみると、新しくできいた店におどろいた。「ケータイリサイクルセンター」という、まるで中古ブランド品ショップのような形で中古携帯を売り買いをする店のようである。時間が無く内部は確認できなかったのだが、少し古い携帯などに12,000円などの価格がついていた。

中古携帯市場は、アジアなどではあるとは聞いていた。それは、海外で普及している携帯の多くは内部のSIMカードと呼ばれるカードを差し替えれば、機種変更できるようになっているからである。日本のFOMAやWINなどの最近の第3世代からは、SIMカード方式になったが、中古端末を売り買いするという話はあまり聞いていなかった。あっても、白ロムと呼ばれる番号無しの携帯がオークションなどで高値で取引されているということぐらいでした。

日本では、携帯電話のリサイクルは携帯ショップに機種変更などの際に渡すか、個人情報のため家で保管するというのが、一般的スタイルである。しかも最近は個人情報を気にする人が増えたため、回収率が低くなっているという話は聞いていた。要は、古い携帯電話には価値がなかったのです。それが、市場価格が生まれ、取引されるようになるというのは興味深いですね。

近い将来は、中古価格を考えながら、機種変更をする時代になったりするのかとわくわくしてしまいます。また、同時に新規で買わなくてもよい時代になると、国内携帯メーカーはさらに厳しい状況に追い込まれてしまうということでもありますね。


モバイルな社長のモバイル最前線