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ペルーの秘宝だったりして??

最近、3月のブログにも書いた南米旅行の際にマチュピチュでゲットしたモノが気になっている。そう、マチュピチュに行った際に、あやしい遺跡修復作業員から10ドルで買った石の彫り物である。

アメリカから一時帰国中の親などに見せていたのだが、かなり細かく見ると、傷に土が細かく詰まっているのだ。赤土のようなものが、かなりしっかりと入り込んでいる。もちろん、おじさんが土に一度埋めたとも考えられるのだが、それにしても傷がたくさん表面にあり、かなり使い込んだようにも見える。形もかなり不思議な形をしている。指を入れるような穴があり、顔が三つ彫り込まれ、なにか三角形のものを捧げている。

マチュピチュで買ったということで、その辺で売っているみやげ物だとしても、おみやげにはいいなと思って買ったものなのだが、見れば見るほど本物かもと思ってしまう。もし、本物だとしたら、大変なことである。

実はマチュピチュについては、ほとんど何だったか分かっていないようである。ガイドブックの内容などは、征服者であるスペイン人がほとんど想像だけで伝えてきたような話ばかりである。たとえば、マチュピチュには何千人も住んでいたとか、インカ帝国がスペイン人に攻められたときに首都クスコから逃げて作った街だとか。行くと分かるのだが、まず何千人も住める家が無い。それに逃げてきて作れるような規模の大きさではない。マチュピチュのガイドを盗み聞きしていた中で、一番もっともらしい話がマチュピチュは宗教都市であったという話である。選ばれた人のみが住むことができ、何百人もの人たちが訪れていたそうである。まあ、日本でいうと高野山のようなところだったのではないだろうか。

修復作業中のおじさんは、コンドルの神殿というところであった。コンドルの神殿は、巨大な自然石と切り出した石を組み合わせて作られた神殿である。そこで、見つけたものだとしたら、なにか宗教儀式に使われたものかもしれない。

なんて、想像ばかりふくらんでしまうこの頃です。もし本物だったら、博物館ものである。