最近のブログ記事

修士論文アンケート集まりました

皆さんにご協力いただきました、修士論文アンケートですが、
なんと、1200件も集まりました。ご協力ありがとうございました!

都合により誠に勝手ですが、景品を商品券(全国共通デパート券または図書カード)は、1万円分を1名様、2000円分を5名様に変更致しました。たくさんの人に当たったほうがいいのでは、という考えから変更させていただきました。

先週末、ゼミの合宿で多変量解析というデータ解析方法のやり方をマスターし、現在、データと格闘中です。先日購入した「マンガでわかる統計学[因子分析編]」を片手に(笑)、なんとか面白い分析をしようと思っています。この本、わかりやすい上に、名前の割にマニアックな内容になっており、なかなか良いです。因子分析をしてみたい方(なかなかいないと思いますが)には、おすすめです。

アンケートや統計って、役に立たないという声をよく聞きますが、中身がわかってくると、なかなか面白いものだと思います。一人で得られる情報は有限なので、思っていることが本当かどうかわからない。企業で働かれたことがある人は実感すると思うのですが、例えば、自社の製品がどれぐらい消費者に受け入れられているかどうかは、ほとんど知らずに仕事している、というのがあります。場当たり的な策を取って、売上があがるかどうかで、判断しているのが、ほとんどの企業ではないでしょうか。

アンケートや統計でわかるのは、相関関係(お互いになにかしら関係がある)であり、因果関係(原因と結果)はほとんどわかりません。しかし、客観的にどれぐらいということがわかるので、消費者サイドがまったくわからないよりずっとマシだと思います。定性的(インタビューなど)につかんだ因果関係を、定量的(アンケートなど)に確認する、というのが一番いいのではないか。そんなことを考えながら、SPSS(統計ソフト)をいじっているのでした。