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世界で広がるFacebookのネットワークと感じる海外のプライバシー感覚の違い

最近、海外から友達として登録させてくれ、と来るメッセージが増えていておどろく。数年前から登録してあったFacebookというSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の上でのメッセージである。それも、Nokia時代の海外の同僚や20年前の高校時代の友達からどんどん来るのである。

最初は、Nokia時代のシンガポール人やアメリカ人、フィンランド人から来るのが多かったのだが、20年前、アメリカの高校に通っていた時の同級生からたくさん友達登録の依頼が来たのには、おどろいた。当時すんでいたのは、ケンタッキー州というアメリカでも本当に田舎な地域である。そんな田舎でもFacebookのネットワークは社会インフラ的になっているのだろう。ほとんどの同級生がつながっているのである。

Facebookには、世界で2億5千万人ユーザーがいると発表している(2009/7)。世界のMixiとも言えるだろう。そう思うと、日本のSNSは最大手のMixiでも1682万人(2009/3)と、小さく感じてしまう。

Facebookには、おどろくこともある。それは、プライバシー感覚の違いだ。Nokia時代の同僚はこの人とつきあってますというのが表示されているのである。日本人的な感覚だと、そこまでオープンにするかという気持ちになってしまうが、普通に彼女・彼氏との写真をアップしているので、普通な感覚なのだろうと思う。しかし、Facebookのようなグローバルサービスがデファクトスタンダードになってくると、自分達のプライバシー感覚も変えていかなければいけないのかなと思ってしまうのである。