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5年目の活動第一弾として、次の5年間の計画を社内でまとめました。5カ年計画では、弊社がいままで進めてきた調査・制作・プロモーションの一貫した活動にする戦略的マーケティング・デザインをさらに広めてまいります。その計画を実行していくため、社名を「株式会社モバイルマーケティング・ジャパン」に変更しました。

社名には、日本において新しいマーケティングを発信していくんだ、メッセージが込められています。また、日本で進化するモバイルを中心としたマーケティング手法を世界に広めていくんだというメッセージも込められています。

5年目の活動として、様々な新しい取り組みをしてまいりますので、なにとぞ引き続きのご愛顧お願い申し上げます。

株式会社モバイルマーケティング・ジャパン
代表取締役 江尻 尚平

8月1日をもちまして、株式会社MobileMarketing.JPは4周年を迎えました。これも、多くの皆様のご支援、ご愛顧の賜であると、深く感謝申し上げます。

この4年間でモバイル市場やマーケティング市場を囲む環境も大きく変わってまいりました。5年目となる本年は、iPhoneおよびAndroidなどのスマートフォンやソーシャルアプリなど、新しい市場にもチャレンジしつつ、モバイルとマーケティングの今後の発展を促してまいります。

5年目となる、今年は、スタッフも増員しつつ、新しい活動を増やしてまいります。今後とも、ご支援ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

株式会社MobileMarketing.JP
代表取締役 江尻尚平

1月のモバ研では、G-Clueの佐々木さんに来てご講演いただいた。モバイル業界では、携帯電話用OSとして、iPhone vs Androidの構図で見られることが多く、どちらのプラットフォームに乗っていくべきかという議論が多くされている。佐々木さんの講演を聴いて、そのあといろいろ考えていくと、「iPhone 対 Android」という見方は短絡的ではないかと思っている。

iPhoneが登場し、そのUI(User Interface)やその後増えたソフトなどによって、世界では2千万台以上売れているといわれ、そのApp Storeの仕組みとともに、世界中でアプリ配信ビジネスを展開できるようなプラットフォームに成長している。グローバルな携帯電話が売れない日本において、数百万台売れているといわれ、初めての日本に浸透できたグローバル携帯となった。

それに対して、Androidは、Googleが買収して手に入れた携帯向けプラットフォームであるが、iPhoneほどは成功していない。

ここまで見ると、iPhoneの圧倒的な勝利ではないかと思われると思う。しかし、Androidはメーカーに縛られないオープンソースの携帯電話OSである。iPhone OSを搭載したAppleにしか作ることができないが、Androidはどんな企業でも無料で搭載することができる。Android 2.0/2.1世代になって、ほぼiPhoneと同等な機能を持つようになってきてもいる。

AndroidはLinuxというOSをベースにJavaであらゆる機能を実現している。これが意味するのは、携帯電話だけではなく、様々な組込商品などでも動くということである。デジタルフォトフレームやテレビ、カーナビなどにも今後組み込まれてくるだろうと予測される。

この競争は、iPhone対Xperiaといった、ある意味ハードの競争だと思われているが、様々な商品に組み込まれてくるAndroidとiPhone/iPadなどAppleの魅力的な商品に組み込まれてくるiPhone OS間での、ソフトウェアの競争になるのかもしれない。

 

明けましておめでとうございます。

今年も、引き続きモバイルでのマーケティング活動の追求をして参りたいと考えております。

今年のモバイルでは、また新しいトレンドが生まれてくるのではとドキドキしております。
そんなトレンドを発見していきたいと思っております。

なにとぞ本年もよろしくお願い致します。

スタッフがベビブの紹介ビデオを作ってくれました。どんなサイトかわかりやすく説明できているかと思いますので、よかったら見てみてください。

 

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ケータイ絵本、携帯動画「ベビブ」
【AU公式サイト】動く教育絵本ベビブ
【PCサイト】ベビブPCサイト
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私が主催しているモバイル・IT研究会の合宿「Mobile Future Summit 2009」が無事開催できました。去年は、熱海で行ったのですが、今年は那須で20人ほどの参加メンバーで言って参りました。

 
今回は、モバイル夜間大学を開催しているジェントルふじふじ氏に強力にサポートしていただき、ディスカッションを行い、あっという間の2日間でした。参加された皆さんお疲れ様でした!GF本当にありがとうございました!
 
参加者は、モバイル業界でも経験の長い方ばかりだけはあり、集まった知が融合し、新しいアイデアが生まれました。
 
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また、来年度もモバイル業界で新しいアイデアが生まれる場として、合宿を行いたいと思っております。
 

2009年11月26日にAU公式サイト「動く教育絵本ベビブ」がオープンしました。このサイトでは、0歳~6歳の子どもとママ・パパが一緒に楽しめるコンテンツ(Flash絵本や動画)を配信しています。

 私には、7歳と2歳になるこどもがいます。その2歳のこどもが、携帯電話の中の新幹線の映像を食い入るように見ていたことがありました。そして、何回もその映像を見たいと言ったのです。そんな姿を見ていると、「きっと、携帯電話も子育てに役に立つものができるのでは」との思うようになり、このベビブを生み出した「KIDS+i」プロジェクトは始まったのです。

いままで、仕事で様々な企業の携帯サイトをお手伝いをしてきた経験を活かせば、こどものためになる携帯サイトができるのではないかと思うようになりました。

そういった経験や想いや、ケータイに絵本が収まったらどんなに便利かな、という想いから、イラストレーターでもあるスタッフに絵を描いてもらいました。少しずつ話せるようになってきた、2歳になるこどもにケータイ絵本を数回見せると、「ゴロゴロ」というと、「さんかく!」と返してくるようになったのです。携帯サイトが親と子のコミュニケーションを実現するのは、こういったことなんだなあ、とうれしさを感じました。

私の学部時代の出身校である上智大学の荻野美佐子先生(発達心理学がご専門)にこういったサイトを立ち上げたいということをお伝えしたところ、サイトを監修していただけることをあっさりご了承いただき、いろいろとアドバイスをいただきながら、動画撮影や絵本制作が始まりました。

約半年間かけて、このサイトは、やっとAUの公式サイトとして立ち上げることができました。内容は、まだまだだと思うのですが、少しずつ良くしていき、数年後の子育てに役に立つものにしていこうと思っています。

 

 ▼ぜひサイトを覗いてみてください!

 KDDI公式サイト「動く教育絵本ベビブ」

 ▼子育てやベビブについてのことを語るブログ始めました!

「動く教育絵本ベビブ パパ社長のベビブログ」

 

 

だいぶ前にサマーウォーズという映画とテレビで東のエデンというテレビを見て、アニメではあるが、ITやモバイル業界の未来を考える上で、試金石になる考えだとふと思った。

 
サマーウォーズでは、SNSが社会インフラとなり、個人認証をSNSのアカウントで行い、社会のすべてが利用できるシステムになった世界がベースになっている。ストーリーは、このSNSのシステムが、不正プログラムに乗っ取られ、社会・世界全体が混乱し、それを主人公が救うというお決まり(ちなみに、神話の英雄物の多くもこの流れ)であるが、コンセプト自体は未来のITを考える上で、参考になるなと考えている。
 
 
それに対して、東のエデンでは、富豪が私財をなげうって作った、数億円使い放題というノブリス携帯が12人に渡され、日本を変えることをゴールにお金を使いまくるというストーリーである。日本を変えるために、病院を中心にした社会を作るものもいれば、ミサイルで日本を攻撃し、危機感によって日本を変えようとするものもいる。主人公は、ミサイルから日本を守るため、東のエデンという携帯電話のオーギュメンテッドリアリティ(いま話題のセカイカメラと似たようなAR:Augmented Reality)とニコニコ動画を合わせたようなシステムによって、1000人のニートを使い、日本を救う。ちょっと、私の認識が間違っているかもしれないが、そんなストーリーである。
 
現在の世界では、携帯は個人認証の仕組みを持ち、それをSNSが活用するようになっている。各SNSでも、PCよりも携帯でのアクセスが増えている。PCでは、個人認証することは無理だが、携帯では可能になっている。サマーウォーズのように、信号機や原発のシステムがネット接続することは現実にはないのだが、今後携帯を個人認証に使い、便利な世界が広がっていくのは確かではないだろうか。
 
東のエデンでは、個人の集合知が、携帯電話のオーギュメンテッドリアリティ的ユーザーインターフェースによって、共有される。現実の携帯電話のニコ動を見ていても、知識共有が出来ているとは到底思えないが、今後、インターフェースの考え方を発展させていくことによって、うまく共有知ができる世界が生まれてくるのではないかと思う。
 
アニメから、発想が生まれるのかもしれないなと思ったこの頃である。
 

iPhone 3Gを使い始めて1年、バッテリーがかなり持たなくなってきた。そこで、SoftBankショップに持って行ったところ、新品に交換してもらえたのである。あまり知られていないが、AppleCare Protection Plan (APP)というナイスな保証制度があるのである。この保証によって、iPhone 3Gのバッテリーが50%以下になったときには、バッテリー交換ができないため新品に交換してくれるのである。

APPは、通常の一年保証のあと、追加一年保証プランである。新品になって、もう1年保証がつくのであればかなりお得な制度である。ただし、1年間保証が終わるまでには加入していなければ、いけない。バッテリー交換ができないといって、1年以上経った携帯電話を新品と交換する保証制度ができるということは、すごいことである。しかも、APPは1年間で7,800円と割安である。8万円近くで販売していたモデルが、7,800円で新品に交換してもらえるのである。これは、おそらく1年経つと、製造コストがかなり安くなるため、できる施策だと考えられる。

現在、日本での携帯電話の買い換えサイクルは3年に近づいている。3~4年使うことを考えると、携帯電話は保証制度は必須になってくるのではないだろうか。しかし、他の携帯電話でも保証制度を充実した携帯なども出てきてもいいと思うのだが、なかなか出てこないのは、キャリア中心の世界では実現が難しいのであろう。(もちろん、キャリアである程度の保証はあるのだが)

最近、iPhone 3GSに替えようかとかなり悩んでいたのだが、iPhone 3Gで当分がんばれそうである。

雑誌日経コミュニケーションの8月15日号に私の記事が掲載された。「通信業界のキーパーソン20人に聞く・脱ガラパゴス処方箋」という特集で、業界内外の著名人・諸先輩方の中に、取り上げていただいたのにはおどろいた。

日本はここがダメだとか、日本のここをもっとアピールしていくべきという声がやはり多いのだが、同時に違和感を感じるところもある。それは、国に関する意識だ。

すでに世界の経済は統合されてきており、金融でも、製造業でも、景気自体も、グローバル全体を考えなければいけない時代に来ている。ここ10年ほど、世界の一部での金融破綻や通貨危機、ITバブル崩壊が、世界中に広がる現象が続いて起きている。経済学でも言われるが、世界中の経済は統合されてきており、一国の国が金融政策を行っても、景気をコントロールできなくなっているのは明らかである。

やはり、記事にも書いたのだが、ノキアのようなグローバル企業においては、国境という考えがそもそも薄い。フィンランド人、イギリス人、インド人、中国人、日本人などで、アジアのマーケットについて打ち合わせすることが当たり前であった。これは、どのグローバル企業にもある傾向だと思う。日本という単位で発想すること自体が時代遅れになってきているのである。特に携帯電話事業では、グローバルで考えるしかなくなってきている。アップルのiPhoneなども、企画、設計やソフト作りはアメリカでやっているにしても、製造は中国、メモリは韓国からなどグローバルでの製造業を行っている。そして、iPhone上のアプリは世界中で作られ、配信される。国単位で考えていてはできないことである。

日本の産業で、携帯産業以外にもガラパゴス化しているものも少なくない。ほとんど国際化しない都市、東京も違和感を感じてきている。観光客は増えているものの、金融以外はビジネス上ではほとんど国際化が進んでいない。シンガポールなどでは、アジア・欧米含めさまざまな国の出身者が同じ会社で働くのが当たり前になっている。グローバル統合されつつある世界経済から、取り残されつつあるとも言えるのではないだろうか。

まず、国という発想を捨て、どうグローバルのプレーヤーとして戦っていくのか、考えなければ、日本のどの産業も今後は難しいであろうと考えている。

8月1日で株式会社MobileMarketing.JPは3周年を迎えました。たくさんのお客様にご愛顧頂き、3周年を迎えることが出来たことを従業員一同感謝しております。これからもお客様にご満足して頂ける会社をを目指してまいりますので宜しくお願いいたします。

最近、携帯でCRMやプロモーションしたいというご依頼や、携帯で消費者調査をやってみたいというお声をいただくことが増えてきました。マクドナルドのクーポン会員が1300万人に達するなど、企業プロモーションなどで使われることがやっと一般的になってきたなと感じます。

弊社も、いろいろと新しいことにチャレンジしていこうとしております。また、携帯電話を使った新しい試みなどを発表していけるのではないかと思っております。

今後ともご愛顧のほど、よろしくお願致します。

 

日食.JPG全国的に天気が良くなく残念な日食でしたが、MobileMarketing.JPのオフィス付近で数秒だけ見ることができました。日食ブーム到来という感じでしたが、東京の天気は優れず、ほとんどあきらめていたのですが、スタッフの1人がオフィスのすぐ外で見えたとの情報。すぐにそとに出てみるが、雲に隠れて曇り空。待つこと5分ほど、なんと雲の間で日食発見。数秒間しか出なかったのですが、急いでケータイで撮りました。あきらめずになんでもトライしてみるものだなと思った日食の太陽でした。

 

「PC-98」というパソコンがあったことを知っているだろうか。「PC-98」とはNECが日本の環境に合わせて独自規格のパソコンで、90年代半ばまでは圧倒的な国内シェアを持ち、デファクトスタンダードとして、日本のパソコン市場を独占していた。それが、海外のデファクトスタンダードとなったDOS/V(PC-AT互換)機とWindows95が登場によって、あっという間にシェアを落とした。いまでは、「PC-98」機を探すことも難しい。

では、「PC-98」はなぜ絶滅してしまったのだろうか?

「PC-98」は、ほとんど日本市場のみに出荷していたため、日本だけの市場ボリュームになってしまい、規模の経済がきかず、製品としては価格が高止まりしてまう。それに比べて、DOS/V(PC-AT互換)機は世界でのデファクトスタンダードとなり、圧倒的なコスト差が生まれてしまったのだ。最近の日本のケータイを見ていると、そんな「PC-98」を思い出してしまう。日本という市場に合わせて高機能・高品質・高価格を維持してきたケータイは、まるで「PC-98」である。

日本のケータイは世界でも進んでいるという人も多い。しかし、携帯電話に関する調査などを行っていると、ハイテクなケータイへの興味が薄れており、ケータイはコモディティになってきていることを感じる。最近の日本のケータイは、液晶の高精細化、カメラの画総数アップ、新たなミドルウェアの搭載などしているが、ユーザー視点でみると、何も変わっていないように感じてしまう。これは、本質的な機能が変化していないからなのだろう。ユーザーのベネフィットが変わらなくなってしまった(進化しなくなってしまった)ケータイは、急に「PC-98」のように規模の経済性によって、一気に市場が変化してしまう可能性があることを忘れてはいけないと思う。

 

最近、海外から友達として登録させてくれ、と来るメッセージが増えていておどろく。数年前から登録してあったFacebookというSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の上でのメッセージである。それも、Nokia時代の海外の同僚や20年前の高校時代の友達からどんどん来るのである。

最初は、Nokia時代のシンガポール人やアメリカ人、フィンランド人から来るのが多かったのだが、20年前、アメリカの高校に通っていた時の同級生からたくさん友達登録の依頼が来たのには、おどろいた。当時すんでいたのは、ケンタッキー州というアメリカでも本当に田舎な地域である。そんな田舎でもFacebookのネットワークは社会インフラ的になっているのだろう。ほとんどの同級生がつながっているのである。

Facebookには、世界で2億5千万人ユーザーがいると発表している(2009/7)。世界のMixiとも言えるだろう。そう思うと、日本のSNSは最大手のMixiでも1682万人(2009/3)と、小さく感じてしまう。

Facebookには、おどろくこともある。それは、プライバシー感覚の違いだ。Nokia時代の同僚はこの人とつきあってますというのが表示されているのである。日本人的な感覚だと、そこまでオープンにするかという気持ちになってしまうが、普通に彼女・彼氏との写真をアップしているので、普通な感覚なのだろうと思う。しかし、Facebookのようなグローバルサービスがデファクトスタンダードになってくると、自分達のプライバシー感覚も変えていかなければいけないのかなと思ってしまうのである。

iPhoneがバージョンアップされた。iPhoneは、スマートフォンであり、ソフトウェアがアップデートされていく。ドコモの携帯などでもソフトウェア更新というオンラインアップデートもあるが、行われているのはバグやセキュリティ改善のためのアップデートである。それに対して、iPhoneのアップデートは、機能が増えたり、ユーザーインターフェースが改善していくのである。Googleのサービスのように継続的に改善していくのである。パソコンのOSやソフト、ウェブサービスの世界では当たり前になっていることであるが、携帯電話では当たり前ではなかったりする。

そして、iPhone3.0というアップデートが最近リリースされた。

ネットニュースなどではすごいアップデートのように書かれていることが多いが、実際アップデートしてみるとそこまで変わってはいない。多くはバグやユーザーインターフェースの改善であり、個人的には何が変わったのかよくわからないぐらいであった。しかし、一つだけ、自由に、便利になったモノがあった。それは私のヘッドフォンである。個人的にiPodなどのポータブル音楽再生デバイスの不便な点をあげると、ヘッドフォン・イヤフォンが取り回しづらい、絡みやすいという、地道だが日常的な悩みがあった。iPhone 3.0によって、Bluetoothでステレオ音楽を伝送できるA2DPというプロファイルが実装された。RIMG0001.JPGそう、このプロファイルによって、音楽をBluetoothという無線でヘッドフォンに流せるようになったのだ。Bluetooth(近距離無線)のチップは以前から載っているが、その上で音楽を流す機能がついたのだ。そこで2年ほど前に買ったBluetoothヘッドフォンを取り出してみるとつながった。非常にいい音質で音楽が再生できるのにはおどろいた。もちろん、無線なので、たまにノイズが入ることがあるが、ケーブルという取り回しをしなくてよくなったことは悩みが解消された。しかも、15メートルぐらいまでは十分使えるのである。本来ならば、最初からつけて欲しい機能であったが、開発が間に合わなかったのだろう。

不十分な状態でも、発売してしまい、ソフトウェアアップデートで改善していくアップルの展開も興味深いものがある。日本の携帯は完全な状態で発売されることが求められていて、機能アップは新しい携帯を買ってね、というアプローチとは正反対である。今回発表になったiPhone 3G Sもハード的には完全にマイナーアップグレードである。CPUのクロックはかなり上がっていると予想できるが、その他は、通信速度が速くなったことと、カメラがオートフォーカスになったことと、デジタルコンパスが入ったことだけである。おそらく、その他の部品はまったく変わっていないので、製造原価は相当安くなっていることが予想できる。個人的な感覚ではあるが、初代iPhoneとiPhone 3G Sでは、製造コストが約3分の一ぐらいになっているだろう。他メーカーがiPhoneを真似したラインアップを出し始めているが、iPhoneと同等でより安い携帯を出すのは至難の業といえるだろう。

もう、携帯電話市場の競争軸は機能ではなくなってきていることを示すいい例だと感じる今日のこの頃である。