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商売の基本

最近よく三田のキャンパスで勉強することも多いのだが、三田キャンパスのすぐそばに「おさかな市場」というカウンターだけのチェーン店的な外観の小さな定食屋がある。

この定食屋に今日行ってきたのだが、食べたのは「鯛かま定食」。定食の内容は、鯛のかまが3つ、あら汁、魚のほぐし肉のポン酢和え、ご飯とボリュームあり。お腹いっぱいな内容で、なんと490円なのである。

他にも鮭かま定食やマグロ丼など、非常にリーズナブルな値段で食べられる。なので、平日の昼などはNEC社員らしき人でいっぱいである。

自分が予想するには、このお店は、おそらく漁業市場関係または卸がやっている店なのではないかと思う。かまは、切り身などを作ったときのあまりなので、普段は廃棄されているような部分なのではないだろうか。そういった部分を非常に安い値段で仕入れ、価値を感じる人がいるところで、手頃な価格で売っているのだ。安定的にビジネスを行えるシステムを作っているのだろう。価値の評価が低い場所で仕入れ、価値の評価が高い場所で売るシステムを作る。商売の基本だな、と感じたランチであった。