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ついにアンデス越え

長距離バスは荒野のような山を登る。そう、このバスはアルゼンチンからチリへ向かう長距離バスである。このバスは、南米大陸の最高峰アコンカグアの近くを越えて、チリへと向かう。

真っ青の空に白くそびえたつアンデス。アコンカグアは6900mもあるので、まだ9月ぐらいの気温だが、雪がおおいかぶさっている。

すごい岩山や、ものすごい荒野を走っていく。切り立った崖や荒野は、まるでグランドキャニオンの近くのような景色である。何万年もかけて、作られた自然のすごさを感じる景色である。道路の近くを走る廃線になった小さな鉄道が人間の小ささを感じさせる。

バスはアンデスから下る渓谷を登っていく。壮大な風景の中を登りつづける。アコンカグアがかなり近いと思われる場所のある建物の前でバスは停車する。アルゼンチンとチリの国境である。ここで、一時間ほどかけて、アバウトな手続きでチリに入国する。

バスに再度乗り込み、今度はアンデスのチリ側を下っていく。ものすごい高低差を下るため、道路は蛇行する。4000メートル近いアンデスの峠を越えてきたことを実感させる。

アンデス越えバスを独断で採点:
すごい度:★★★
おすすめ度:★★★
きれい度:★★★